高齢での不妊治療では人工授精

不妊治療においてタイミング療法を続けていても妊娠しない場合、人工授精へ不妊治療を移行します。
タイミング療法は、治療費が少額で済み、身体への負担も少ないことが挙げられますが、反面、タイミングが少ないことと、妊娠する確率が低いことです。

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高齢の夫婦でのタイミング療法は、時間がかかることと、確率が低いことで、妊娠しにくいことも考えられます。
また、高齢になるほど妊娠しても流産の危険性が高く、リスクを考えると早い段階で人工授精を選ばれる夫婦が多くなります。
不妊治療の人工授精とは、別に採取した精液を、母体の子宮に直接注入する不妊治療です。
この人工授精は、通常の性交で行われる課程を、人工的に注入して受精しやすくする為に、人工的にカテーテルと呼ばれる細い管を使って、精子と卵子の受精を促すのです。

不妊治療において、次のような場合も、人工授精を選択します。
「子宮頚管内の粘液の分泌が正常でない場合」「性交に障害がある場合」「男性の精子が無精子症や少ない場合」
もし、夫が無精子症で精子がない場合には、人工授精といって夫以外の正常な精子を使用することになるでしょう。

最近では優良な精子だけを選別して注入するために、精子を遠心分離機にかける方法が一般的になってきています。

人工授精は人工的に受精を行いますが、正常な問題のない精子と卵子でも、必ずしも成功するとは限りません。
人工授精による妊娠の確率は、およそ10〜20%といわれています。
もちろん、様々な条件や施設によって異なります。
若年であるか高齢であるか、ケースで変わりますが、人工授精で妊娠が可能な場合は、4回までには90%を超える確率で妊娠しますので、高い確率で妊娠することがいえます。
人工授精を6〜8回行なっても妊娠できない場合は、不妊治療の次のステップである体外受精に治療法を変えます。

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